ドラムの譜面を作るとき、いろんな音符や記号を使います。
例えば3連符、6連符、フラム、アクセント、エトセトラ、etc...
1個1個入力方法を調べたら出てくると思いますが、そもそもそれ自体を知らなかったら使おうとも思わないですよね。というか1個ずつ調べるのはちょっと手間だし…。
そこでMuseScore4で使用される色々な音符や記号の入力方法を1つにまとめてみました。
よく使うものが多いので、この機会に是非覚えて行って下さい!
まだドラムの譜面を作ったことがないよって方は、こちらの記事をご覧下さい↓
音符の入力方法
まずはいろんな音符の入力方法を紹介します。
記号より使う頻度は少ないですが、譜面作成には必須です。
3連符などの連符
連符は画面右上の3連符を押すと入力できます。
3連符しか入力できないように見えますが、5連符や6連符など3連符以外の連符も入力できるようになっているので安心してください。
以下が入力方法です。
- 連符を入力したい場所を選択(画像では1個目の4分休符)
- 画面右上の3連符を選択
- 好きな連符を選択
また、「Ctrl +(数字)」でも好きな数の連符を入力できます。
例えば今回の4分休符の場合、「4分休符」と「8分音符の3連符」は同じ長さなので
3連符にすると8分音符の3連符が入力されます。
必ず選択された音符と同じ長さの連符が入力されるので、連符を使う際は気を付けてください。
連符について詳しく知りたくい方はこちら↓
フラム、ドラッグ
フラム・ドラッグは左のメニューにある「パレット」を使って入力できます。
まずはフラムの入力方法です。
- フラムにしたい音符を選択(画像では4分音符)
- 左上の「パレット」を選択
- 「装飾音符」を選択
- 左に斜線がある8分音符、右に4分音符のマークを選択
また、マークを音符にドラック&ドロップして入力することもできます。
演奏させてみると、しっかりフラムになっていることが確認できます。
気になる方は試してみて下さい。
次にドラッグの入力方法です。
- フラムにしたい音符を選択(画像では4分音符)
- 左上の「パレット」を選択
- 「装飾音符」を選択
- 左に16分音符、右に4分音符のマークを2回クリック
フラムと同じように2回ドラック&ドロップしても入力できます。
ダブルストローク、ロール
ダブルストローク・ロールは左のメニューにある「パレット」を使って入力できます。
まずはダブルストロークの入力方法です。
- ダブルストロークにしたい音符を選択(画像では4分音符)
- 左上の「パレット」を選択
- 「トレモロ」を選択
- 斜線が1本入った縦線のマークをクリック
また、マークを音符にドラック&ドロップして入力することもできます。
演奏させてみると、しっかりダブルストロークになっていることが確認できます。
次にロールの入力方法です。
- ロールにしたい音符を選択(画像では4分音符)
- 左上の「パレット」を選択
- 「トレモロ」を選択
- 斜線が2本入った縦線のマークをクリック
ダブルストロークと同じようにドラック&ドロップしても入力できます。
こちらも演奏させることでロールになっているか確認できます。
記号の入力方法
次にいろんな記号の入力方法を紹介します。
個人的にはよく使うものが多く、大体の記号はパレットから使用することが多いので困ったらパレットを開けば大体解決しますね。
ハイハットオープン、クローズ
ハイハットオープンやクローズは左のメニューにある「パレット」を使って表現できます。
しかし記号を付与しても音符の音は変わらず記号が付与されるだけなので、演奏をさせたい方は音符と記号の組み合わせに気を付けてください。
以下が入力方法です。
- 記号を付与したい音符を選択(画像では4分音符)
- 左上の「パレット」を選択
- 「アーティキュレーション」を選択
- オープンなら「〇」、クローズなら「十」の記号をクリック
(〇が2つありますが、好きな方を選択してください。私は大きい方を使ってます。)
また、記号を音符にドラック&ドロップして入力することもできます。
アクセント
アクセントは左のメニューにある「パレット」を使って表現できます。
しかしアクセントを付与しても音符の音は変わらずアクセントの記号が付与されるだけなので、アクセント部分だけ音量を変えて演奏をさせたい方は気を付けてください。
以下が入力方法です。
- アクセントを付与したい音符を選択(画像では4分音符)
- 左上の「パレット」を選択
- 「アーティキュレーション」を選択
- 斜線が1本入った縦線のマークをクリック
またマークを音符にドラック&ドロップ、もしくは「Shift + V」を押して付与することもできます。
シミレ(リピート記号)
シミレ(リピート記号)とは、これ→ ・/・ のことで、直前の小節を繰り返すことを表す記号です。リピートやダ・カーポと同じ反復記号の1つです。
他楽器ではあまり見られませんがドラムは同じフレーズを繰り返すことが多いので、ドラムの譜面ではよく見る記号なのです。
シミレは左のメニューにある「パレット」を使って入力できます。
以下が入力方法です。
- シミレを付与したい小節を選択(画像では4分音符がある小節の隣)
- 左上の「パレット」を選択
- 「繰り返しとジャンプ」を選択
- シミレのマーク(・/・)をクリック
またマークを音符にドラック&ドロップして付与することもできます。
譜面上の文字列
譜面上に好きな文字列(R・L、ride cymbal~ 等)を書きたいときは、左のメニューにある「パレット」を使って入力できます。
MuseScoreでは、「譜表テキスト」という名前で記号として扱われています。
そのため、音符に文字列を付与することで文字列を打つことができます。
付与した後は文字列を好きな場所に移動させることができますが、付与した音符を含む小節全体をクリアしてしまうと文字列も消えてしまうので注意してください。
以下が入力方法です。
- 文字列を付与したい音符を選択(画像では4分音符)
- 左上の「パレット」を選択
- 「テキスト」を選択
- 「譜表テキスト」をクリック
また「譜表テキスト」を音符にドラック&ドロップ、もしくは「Ctrl + T」を押して付与することもできます。
まとめ
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
どの項目も同じような書き出し・書き方になってしまいましたが、辞書形式で見ていただけるのが一番見やすいと考えたのでこのような書き方になってしまいました…w
この記事で書いたことは譜面を作成する上で本当によく使うものばかりなので、この入力どうやったか忘れた…みたいなことがあったときにこちらを見ていただけたら嬉しいです(^▽^)
是非備忘録としてお使いください。
もし「参考になった!!」とか「これも書いておいた方がいいかも!!」といったアドバイスや感想などがありましたら、どしどしコメントでお聞かせください!
ではでは。
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