【MuseScore4】連符の入力方法【3連符・2拍3連】

2024/03/27

MuseScore4 ドラム

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連符の入力って最初は戸惑いますよね。
「8分音符の3連符を入力したいのに16分音符になる…!!」
「9連符より多い連符ってどうやって入力するんだ???」
みたいに。

今回は連符の入力方法や連符入力の仕様等を詳しく説明します。
2泊3連や複雑な連符の入力方法も説明させていただきます。



他の音符や記号の入力方法が知りたい方はこちらでまとめています↓

3連符の入力方法

連符は画面右上の3連符を押すと入力できます。
今回は8分音符で構成された3連符を入力します。

  1.  最初に連符にしたい音符を選択します。(画像では4個目の4分休符を選択)
  2.  ここで音符・休符が4分になってない方は、4分音符に変更しましょう。



  3.  画面右上の3連符のマークを選択して、
  4.  3連符を選択して完成!


ちなみにショートカットキーとして、「Ctrl + (好きな数字)」でも連符を入力できます!
今回の連符は、音符を選択した後に「Ctrl + 3」で入力できます。

連符入力の仕様(狙った連符の入力方法)

連符の入力にはルールがあり、それは選択した音符の長さに合わせた連符が入力されるというものです。

例えば今回の4分休符の場合、「4分休符」と「8分休符の3連符」は同じ長さなので
4分休符を3連符にすると8分休符の3連符が入力されます。
必ず選択された音符と同じ長さの連符が入力されるので、連符を使う際は気を付けてください。

2拍3連の入力方法

2拍3連も連符入力の仕様が分かれば、簡単に入力できます。

  1.  2拍3連にしたい音符を選択します。(画像では3個目の4分音符を選択)
  2.  選択した音符・休符を2分音符に変更しましょう。



  3.  先ほどと同じように画面右上の3連符のマークを選択して、
  4.  3連符を選択して2拍3連完成!



下の画像の様になっていれば成功です!


複雑な連符の入力方法

ここまでのやり方だと9連符までしか連符が入力できませんが、
その他を選択することで9以上の連符を入力することもできます。

試しに8分音符で構成された14連符を入力してみましょう。

  1.  最初に連符にしたい音符を選択します。(画像では4個目の4分休符を選択)
  2.  ここで音符・休符が4分になってない方は、4分音符に変更しましょう。



  3.  画面右上の3連符のマークを選択して、
  4.  一番下にある「その他」を選択する。



  5.  種類の欄にある左側の数字を14に変更して、
  6.  他の設定を変更せずにOKを選択すると完成!



下の画像の様になっていれば成功です!


複雑な連符入力の仕様

ここからは比が何なのか、どのような仕組みで連符内の音符の長さが決まるのか説明します。

まずは比に書いてある数字です。
左側の数字が入力したい連符数、右側が連符内の音符の長さを調節する数です。
例えば8分音符の3連符を入力したいとき、
4分音符を選択してから「3 / 2」にすると入力できます。

つまり「4分音符を2で割って3を掛けた状態」が「8分音符の3連符」と言えます。
分数みたいに考えたらわかりやすいですね。


このような仕様のため、無理やり4分音符を32分音符の3連符にすることもできます
本来であれば16分音符と同じ長さなので普通は作成できないのですが、このやり方なら可能です。
しかし見た目は32分の3連符でも中身は8分音符の3連符と同じなので、
わざわざ32分にする必要がなく表記が間違っている連符を入力していることになるので、
このやり方で連符を入力する際は表記を間違えないように気を付けてください。


まとめ

ということで、連符の入力方法の紹介でした。

これでどんな連符も入力することができますね。
ショートカットで簡単に入力できるので、慣れてきたらショートカット使うのがおすすめです!

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